今も続く7年間のアルバイト生活。周りの友達には隠しているが、ここでは全てをさらけ出す。パート1
まだ僕が高校生だったころ30代の自分は、貯金は1000万円を保有していて、素敵な奥さんと子供を養うために仕事にせっせと勤しんでいる!と思っていました。
しかし現実は全然違いました、全てが逆になってしまいました。
まず、ここでは僕が何故、正社員ではなくアルバイトなのか、しかも7年間も。
このことについて綴っていこうと思います。
僕が現在、アルバイトしているのは某中央市場です。もともとはゴミ収集員の正社員として働いていたのですが家族が大反対していました。あとで知ったのですが兄弟も皆嫌がっていたみたいです。
しかし当の僕としては立派な職業で世の中には必要な職業だと今でも思っています。
僕の父親は中央市場に食品を加工して届けるという自営業を営んでいます。
ゴミ収集員を嫌っていた父親は僕をここで働け!とせがんで来ました。
丁度3年近くゴミ収集員として働いていたのですが、僕自身も少しマンネリ気味であり父親の職業を継ぐという形で、ゴミ収集の仕事を退社して父親の会社を継ぐ決断をしました。
しかし、この決断が人生を大きく転落させていくことになります。
父親の会社は、僕と父親の二人だけの会社です。
仕事は市場に出来上がった商品を届けるので勿論、夜勤です。
且つ休みはあろうことか365日出勤という超ブラック。
夜勤で365日出勤、給料も前の会社と変わらない、親に対して殺意が沸くレベルでした。
しかしこの多忙な時期は一年ちょっと続いただけで、気がついたら超暇になってしまいました。
給料もめっきり減ってコンビニでアルバイトをして生計を経てようと思っていた矢先、父親の一番客の会社が人手不足で困っているので、ここでアルバイトをしてくれないか?
厳密に言うと「来い!来ないとお前の会社で商品を発注しないぞ。」
父親も頼む!行ってくれ…そんな勢いに推されて、やりたくもない仕事をする運命になりました…
現在も辞めたいと思っているのですが、まだ父親の会社では一番の太客なので辞めにくいというのが7年間もアルバイトをしている理由です。
正社員で働くと辞めにくくなるのでアルバイトで辞めるタイミングを窺っていたら7年間フリーター生活をしていました。
現在の仕事がなぜ嫌なのか、その理由を書いていこうと思います。
僕は高校生のころから料理関係の仕事に就きたくないと思っていました。
料理に対して興味がなかったし、料理を提供して「おいしかったです!」と言われても特別に嬉しくなかったからです。
逆に人と話をしていて「お前おもしろいな!」と言われたほうが昔から嬉しかったので、料理の仕事は自分には向いていないと考えていました。現在でもですが。
あと魚関係の仕事も嫌でした。
生き物を殺すというのがどうも苦手で今でもどうしてこのような仕事をしているのかが不思議です。
また魚関係の仕事をしている人は、偏見ではありますがあんまり良いイメージがなかったからです。
声はガラガラで頭にハチマキを巻いて…これはただのイメージなんですが正直、学生の頃からあんまり良いイメージはなかったです。
案外入ってみると良い人が多いので、イメージだけだったんですが。
夜勤も嫌です。
本当に生活が逆で日曜日もあまり遊べないですし友達も減りました。
僕が独身の理由の一つはこの夜勤だと思います。
中央市場では、異性の出会いは全くなく友達も少なくなっていく…現に市場で働いている人は独身が多く、市場以外の人との付き合いは少ない印象です。
僕の父親も市場以外の友達は一人もいないと思います。
......一番やりたくなかった職業をアルバイトですがやっています。
正直、親には腹が立ちます。
友達の親がサラリーマンだと羨ましいです。
自分の人生を自分で決めれるからです。
夜勤で、やりたくもない仕事をやって休みも月2回。給料もゴミ収集員のときより10万円下がってボーナスも勿論なし。
振り返ると7年間もよく続けたなと思います。
途中で何か犯罪を起こして逮捕されて強制的に辞めようと考えたこともありますし、交通事故にあって入院をしてそのまま辞めようとも考えたこともあります。
ですがこんな人生もあともう少しです。
今年の初めには決断していました。
8月20日に絶対に退職すると。
あのときは4月には伝えようと考えていましたがビビってしまい、まだ伝えていないのが現状ですが。。
伝えていない理由はまだ時間があるのに今伝えると嫌な仕事を与えられたり、嫌な言動があるのではないかとネガティブ思想が膨らんでいるからです。
ですが5月には絶対に伝える!少なくとも後輩には伝えて、じわじわ上に伝えていこうと目論んでいます。
長くなりましたが、7年間アルバイト生活をしている理由が少しでも分かって頂ければ嬉しく思います。
職業を選べる権利があるみんなが羨ましいです心底。